「株式投資を始めたいけど、どこで口座を開設したら良いかわからない」という方は多いのではないでしょうか?
この記事ではこれから株式投資を始める初心者の方に向けて、おすすめ証券会社を3社ご紹介します。
初心者にオススメの証券会社3社
株式投資を始めるには、まず証券会社で口座を開設する必要があります。
証券会社は主に下記の2種類があります。
・総合証券会社:実店舗が存在する証券会社。「野村證券」や「大和証券」など。
・ネット証券会社:実店舗が存在しない証券会社。「楽天証券」や「SBI証券」など。
このうち、初心者にオススメはネット証券会社です。理由は以下2つです。
・総合証券会社では窓口で営業担当者から情報をもらい購入するが、その情報が正しいか、間違っているか初心者では判断できないため
・ネット証券会社の方が手数料が安い傾向にあるため
これを踏まえて、初心者の方におすすめしたい証券会社は以下3社です。
・楽天証券
・SBI証券
・SBIネオモバイル証券
それぞれの特徴と、おすすめポイントをみていきましょう。
楽天証券
【こんな人にオススメ!】
・海外株式を購入したい方
・楽天商圏を利用している方
・楽天ポイントを使って投資したい方
楽天証券は米国などの海外株式を購入したい方に人気の証券会社です。手数料が非常に安く、多くの投資家やYoutuber、ブロガーがおすすめしています。
楽天証券は楽天カードを使って毎月5万円まで投資信託を購入することができます。
例えば積立NISAを利用して投資信託を購入する場合、楽天カードで決済すると100円あたり1ポイント分(5万円の場合500円分)の楽天ポイントがもらえるので、よりお得に利用することができます。
また楽天ポイントを使って投資信託を購入することができることも、楽天証券の魅力のひとつです。
毎月500円分の投資信託を購入することで楽天市場のSPUが+1倍になるため、楽天商圏を利用している方は楽天証券を選ぶと良いでしょう。
SBI証券
【こんな人にオススメ!】
・海外株式を購入したい方
・人気が高い証券会社を利用したい方
・IPO投資を検討している方
SBI証券は600万人以上の口座数を誇る、ネット証券最王手の証券会社です。(※)
手数料が安さ、海外株式の豊富さ、アプリなどツールの使いやすさなどで高い人気があります。
またIPO銘柄を取扱数が多いことも特徴のひとつです。
評判の良い証券口座を利用した方や、IPO銘柄を購入してみたいと考えてる方は、SBI証券を選択すると良いでしょう。
※SBI証券調べ
SBIネオモバイル証券
【こんな人にオススメ!】
・国内株式を購入したい方
・Tポイントを使って投資したい方
国内株式は通常100株単位で売買が行われます。
例えば株価が1,000円だった場合、購入には最低10万円の資金が必要となります。
一方SBIネオモバイル証券では国内株式を1株単位で売買できるので、少額からでも国内株式を購入できます。
またSBIネオモバイル証券ではTポイントを使って株式やFXに投資することが可能です。
そのため、国内株式を購入したい方やTポイントを使って投資をしたい方は、SBIネオモバイル証券を選択すると良いでしょう。
証券口座開設までの流れ
口座開設の流れは証券会社によって多少異なりますが、大まかに以下の手順で行うことができます。
【口座開設の流れ】
1.口座開設の申込みをする(メール登録する)
2.本人確認書類を提出する
3.必要事項を入力する
4.ログインIDを受け取る
5.口座開設完了
なお本人確認書類の提出は、以下2通りの方法があります。
・スマホを使ってその場で本人確認する方法(※)
・指定の書類をアップロードする方法
このうちスマホを使ってその場で本人確認する方法は、口座開設審査が短期間で完了しますので、指定の書類をお持ちの方にはオススメです。
(※)対応していない証券会社もあります。
証券口座の開設から取引開始までによくある質問
いざ口座開設の申込みを行ったり、開設完了後に取引を始めようとすると、疑問に思うことも出てくるでしょう。
ここからは、証券口座の開設申込みから金融商品を購入するまでの過程でよくある質問をご紹介します。
国内株式と海外株式、どちらを購入すれば良い?
初めて株式を購入する際に、国内株式と外国株式のどちらかで悩む方も少なくないでしょう。
初心者の方にオススメな投資先は米国株式です。理由は以下4つです。
【米国株式のおすすめポイント】
・米国の株式市場は長期間にわたり高い上昇を示している
・高配当銘柄や増配当銘柄が多い
・少額で取引できる
・AppleやGoogleなど世界的に有名な企業が多い
1社だけ口座を開設する場合、どの証券会社がおすすめ?
上述の通り、初心者の方には米国株式をおすすめしています。
今回ご紹介した3社のうち、米国株式に強い証券会社は「楽天証券」と「SBI証券」です。
そのうち、僕は「楽天証券」をおすすめしています。理由は以下3つです。
【楽天証券のおすすめポイント】
・楽天証券とSBI証券の手数料は同じ水準
・会員ページやアプリなど楽天証券の方が使いやすい
・楽天市場を利用してるため、楽天ポイント投資やSPU+1倍のメリットが大きい
口座開設審査の結果がこないけどどうすれば良い?
2020年以降は新型コロナウイルスや老後2,000万円問題などの影響もあり、資産運用に興味を持つ人が増加し、証券口座の開設申込件数が急増しました。
その影響を受け、通常早ければ2営業日ほどで完了する本人確認書類の審査は、大幅に遅延する結果となったそうです。
参考までに僕の場合は、2020年の秋頃に楽天証券の口座開設を申込みましたが、本人確認書類を提出してから審査結果が戻ってくるまでに2週間ほどかかりました。
時期によっては審査に時間がかかる場合もあるようなので、気長に連絡がくるのを待ちましょう。
また各証券会社はサポート体制も充実しているので、一向に連絡がこない場合は問い合わせしてみるのも良いでしょう。
最初にどの株式を購入したら良い?
最初にどの株式を購入すれば良いか悩む方は少なくないでしょう。
かく言う僕も、最初に購入する銘柄が決められずに1ヶ月ほどの月日が流れました…苦笑
過去の僕に向けてアドバイスをするのなら、「悩んでいる時間があるなら、なんでもいいからさっさと購入しろ」です。笑
なぜなら、最初は資産運用の第一歩を踏み出すことが大切だからです。
それを踏まえて僕のオススメは、好きな商品やサービスを提供している企業の株式を購入することです。
理由は以下2つです。
・好きな商品やサービスを提供する企業の株式だと、価格が下がってもなんとなく許せてしまうため気持ちが楽
・株主になることでより愛着が湧く
なお参考までに僕は最初、FacebookとAT&Tの株式を購入しました。
Facebookはinstagramを頻繁に使っているため愛着があり、AT&Tは知っている企業のうち配当利回りが最も高かったという理由です。
まずは資産運用の1歩目を踏み出すために、興味があるジャンルの株式を購入してみると良いでしょう。
投資信託って何?
資産運用を始めるにあたり「投資信託」という言葉を見かけることがあるでしょう。
投資信託とは金融商品の詰め合わせパックのようなものです。
投資家から集めたお金を各証券会社の資産運用の専門家が株式や債券、不動産など様々な金融承認に投資し、運用成果を投資家に還元します。
なお投資信託には以下3つの特徴があります。
【投資信託の特徴】
・少ない資金で始められる
・専門家に運用を任せられる
・分散投資するためリスクヘッジできる
まとめ
この記事では、オススメの証券会社、口座開設までの流れ、よくある質問についてご紹介しました。
オススメの証券会社は「楽天証券」「SBI証券」「SBIネオモバイル」の3社ですので、これから資産運用を始める方は、口座を開設するにあたり参考にしていただけると幸いです。
またよくある質問では、口座開設の申込み~最初の取引を行うまでによく聞かれる内容の一部をご紹介しました。このほかにも疑問は出てくると思いますので、各証券会社が提供しているFAQやコラム記事などを参考に、作業を進めてみてください。